やぽぽまる!って、本当に久しぶりじゃあありませんか!?何ヶ月ぶり!?半年!?それ以上!?とにかく久しぶりに文章を考えて打つので何も頭が働きません。どうしてくれようか、この頭。
さて、そんな予定管理ができないポンコツ脳みその裏薗ちゃんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか??
ワタクシ裏薗ちゃん、迫り来るクリスマスの熱波に恐れおののいております。早すぎませんか、クリスマス、、駆け抜ける師走、、。クリスマスにはジングルベルかラストクリスマスが外で鳴り響き、半沢直樹バリの早口クソデカボイスでメリークリスマスを連呼し、全てのラブホテルの駐車場にシャッターが降りる……。
この世の中のクリスマスムーブの中、高校生のあの頃のうらぞのは1人部屋の中で震えながら金髪にしていました。
と、言うのもこのうらぞのは今よりも更にとち狂っていたので、『この現実から居なくなりたい』という欲求が半端なかったのです。それがどう金髪と繋がったのかは分かりませんが。まぁ、全てを知ったかのような口を叩いてたって訳ですね。若い時あるあるです。
そして金髪うらぞのはあることを決意します。
『そうだ、北海道に行こう』
なんだか聞き覚えのあるフレーズですな。サブカルかぶれうらぞのはその時北海道に行って眠剤と酒をがぶ飲みし凍死するという最低で最高な考えを思いついたのです。
うらぞのは電光石火の速さで新幹線に乗りました。学校のこと、病院のこと、全てから消えていなくなりたくてガラケーの中の連絡先は着拒しました。その時の連絡帳ほど寂しいものはいなかったでしょう。
新幹線で九州から東京へ。当時使っていた神待ち掲示板で東京1泊分の宿を探します。知らないおじさんと駅で待ち合わせ。痛いくらいにイルミネーションが綺麗でした。
次の日、おじさんは私にお金を渡して、「このお金で家に帰るんだよ」と言ってきました。近年稀にみる良いおじさんです。さよならロン毛おじさん。
北海道についてムートンブーツを履いたことを酷く後悔しました。北海道の雪がムートンブーツを全て無に帰す勢いでぐしょぐしょに濡らしていくのです。皆さん、北海道に行く時はレインブーツみたいな丈夫な靴を履きましょう。
北海道の河川敷で眠剤と酒をがぶ飲み雪の上に大の字になる。まるで文豪になった気分だ。雪の冷たさが火照った体に染みてきて、誰かの優しさもこれくらい染みてくれたら良かったのに、なんて思いました。耳にジングルベルが鳴り響いていました。
なんだかんだ保護されて今がある訳ですが、うらぞのは今もこの時期、クリスマスになるとふとあの頃を思い出します。あのジングルベルを。
みんなはクリスマスどうすごしますか?